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モア・リアル・フォーク・ブルース |
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きっと60年代のイギリスのロック発祥のころの人たちのモデルがこれなのだろね。ローリング・ストーンズの初期が先の普通の現在のおっさんからすると「あれれれれ?」の感覚の方が下手すると大きいのかもしれない。そのぐらい完璧にそのままのものになっている。と、すると冷静に考えればその昔のイギリスのロックの人たちは完全にチェスのコピーであるという状況なのだろう。それはまあ尊敬にもつながっているからなんともいい感じでもあったりもするのだが。というわけでウルフの声がバックの音にあっていないなと思わず大勘違いをしてしまうこともおこるわけだ。そのぐらいにその昔のロック、というかロックンロール、その果てのR&Bとして紹介されているものの原点がこれなのだろう。それを理解するのには本当に時間がかかる。何しろ何が先なのかの明確な理解ができるのにとんでもなく時間がかかるからだ。しかしここにたどり着くことによって、その理解は本当に早まると思う。それだけこれらの音の原点がウルフの初期の作品にすべてあるといっても過言ではないからだ。黒っぽい音というのが、その先にまだあるのだということがここからも実は分かってくる部分もある。はたしてブルースとはシカゴとは?その回答を見つけ出すには本当に時間がかかる。と、いうか、もっと楽しめよ!と言われているようにも思える。そんな感じの作品がこれ!本当に楽しませてくれます。見事な娯楽感覚にあっさりと土下座状態です。凄過ぎだが理解するのにも相当に凄い時間がかかる。だが理解できた瞬間にいろいろなものが皆解決する!そういう作品です。参りました。 |
曲目 |
1.JUST MY KIND
2.I'VE GOT A WOMAN
3.WORK FOR YOUR MONEY
4..I'LL BE AROUND
5.YOU CAN'T BE BEAT
6.NO PLACE TO GO(YOU GONNA WRECK MY LIFE)
7.I LOVE MY BABY
8.NELGHBORS
9.'I'M THE WOLF
10.ROCK'N DADDY
11WHO WILL BE NEXT
12I HAVE A LITTLE GIRL
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